いまさら聞けないVLANとVLAN間ルーティング...2016/10/12  ·...

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いまさら聞けないVLANVLAN間ルーティング 鈴木 新(Arata Suzuki) グローバルナレッジネットワーク(株) Cisco認定インストラクター October 13, 2016

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  • いまさら聞けないVLANとVLAN間ルーティング

    鈴木新(Arata Suzuki)

    グローバルナレッジネットワーク(株)Cisco認定インストラクターOctober 13, 2016

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    [Audio Broadcast(オーディオ ブロードキャスト)] ウィンドウが表示されない場合は、[Communicate(コミュニケート)] メニューから [Audio Broadcast(オーディオ ブロードキャスト)] を選択します

    イベントが開始されると自動的に音声が流れ始めます

    音声接続に関する詳細はこちらをご参照ください。解決しない場合は、QA ウィンドウよりお知らせください。https://supportforums.cisco.com/ja/document/82876

  • ご質問方法Webcast 中のご質問は全て画面右側のQAウィンドウより All Panelist 宛に送信してください

  • エキスパートスピーカー

    鈴木 新(Arata Suzuki) グローバルナレッジネットワーク(株)

    Cisco認定インストラクター

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    グローバルナレッジでは、改訂情報(改訂のポイント、追加/削除されるトピックなど)をいち早くWebで御紹介しています。

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  • 鈴木新(Arata Suzuki)

    グローバルナレッジネットワーク(株)Cisco認定インストラクターOctober 13, 2016

    いまさら聞けないVLANとVLAN間ルーティング

  • 投票質問1

    あなたはVLANについてどの程度知識がありますか?

    1. VLANについて学習するのは初めてで、概要についても理解していない

    2. VLANの概要は理解しているが、基本動作は理解をしていないところがある

    3. VLANの基本動作は理解しているが、実機で設定したことはない

    4. VLANの基本動作を理解しており、実機でも設定した経験がある

  • • L2SWの基本動作

    • VLANの基本

    •複数のL2SWにまたがったVLAN

    • VLAN間ルーティング

    アジェンダ

  • ネットワーク機器の機能

    BRIDGE

    BRIDGE

    ノードの集線

    ネットワーク間の相互接続

    負荷分散

    アクセス制御や監視

    ルータ

    レイヤ3スイッチ

    レイヤ2スイッチ

    アクセスポイント

    ファイアウォール

    ロードバランサ

    DNS メール

    WebBRIDGE

    冗長化

    WAN

    インターネット

    LANLAN

    DMZ

  • Switch

    ルータ

    レイヤ3スイッチ

    レイヤ2スイッチ

    NAT

    ダイナミックルーティング

    スタティックルーティング

    VRRP/HSRP

    スパニングツリー(STP/RSTP)

    リンクアグリゲーション

    セキュリティ

    VLAN

    インターネット

    ネットワーク機器の機能

    Switch Switch

  • L2SWの基本動作

    MACアドレス Port

    A 1

    B 2

    C 3

    D 4

    E 5

    F 6

    1 2 3 4 5 6

    A B C D E F

    フォワーディング

    フラッディング

    フィルタリング

    MACアドレステーブル

    MACアドレステーブルを持つ

    バッファを持つ

  • L2SWの基本動作

    MACアドレス Port

    A 1

    B 2

    C 3

    D 4

    E 5

    F 6

    1 2 3 4 5 6

    A B C D E F

    フォワーディング

    宛先MACアドレスが、MACアドレステーブルに登録されている場合、該当のポートにのみ転送する

    MACアドレステーブル

    送信元 :A宛先 :D

  • L2SWの基本動作

    MACアドレス Port

    A 1

    B 2

    C 3

    E 5

    F 6

    1 2 3 4 5 6

    A B C D E F

    フラッディング

    宛先MACアドレスが、MACアドレステーブルにない場合、入力ポート以外の全てのポートへ転送する

    MACアドレステーブル

    送信元 :A宛先 :D

  • L2SWの基本動作

    1 2 3 4 5 6

    A B

    C D E F

    フィルタリング

    宛先MACアドレスが、MACアドレステーブルにあり送信MACアドレスと同じポートの場合、転送せずに破棄する

    MACアドレステーブル

    リピータ

    送信元 :A宛先 :B

    MACアドレス Port

    A 1

    B 1

    C 3

    D 4

    E 5

    F 6

  • L2SWの基本動作

    1 2 3 4 5 6

    A B C D E F

    ネットワークは分けない、全体で1つのネットワーク

    =1つのブロードキャストドメイン

  • L2SWの基本動作

    (参考)ポート毎にコリジョンが発生する可能性がある

    =コリジョンドメインはポート毎に分かれる

    1 2 3 4 5 6

    A B

    C D E F

    リピータ

  • 営業部 総務部

    L2SWの基本動作

    ネットワークを分けたい場合は別のL2SWが必要

    1台のL2SWで

    複数のネットワークを構成したいなら、、、

    VLAN

  • 1 2 3 4 5 6

    VLAN10 VLAN20

    営業部 総務部

    A B C D E F

    論理トポロジ(イメージ)

    営業部 総務部

    VLANの利点・VLANごとにブロードキャストドメインを分割する・仮想的なサブネットを構成する

    VLAN

  • 1 2 3 4 5 6

    VLAN10 VLAN20

    ブロードキャストドメイン

    営業部 総務部

    A B C D E F

    ブロードキャストドメイン

    論理トポロジ(イメージ)

    営業部 総務部

    VLANの利点・VLANごとにブロードキャストドメインを分割する・仮想的なサブネットを構成する

    VLAN

  • VLAN10 VLAN20

    1 2 3 4 5 6

    ポートベースVLAN

    ポート VLAN

    1 10

    2 10

    3 10

    4 20

    5 20

    6 20

    管理者が手動で、ポートとVLANを紐付ける

    最も一般的な方法

  • MACベースVLAN

    MACアドレス VLAN

    A 10

    B 10

    C 10

    D 20

    E 20

    F 20VLAN10 VLAN20

    1 2 3 4 5 6

    A B C D E F

  • ユーザベースVLAN

    ユーザ名 VLAN

    suzuki 10

    sato 10

    takahashi 10

    tanaka 20

    kato 20

    uchida 20VLAN10 VLAN20

    1 2 3 4 5 6

    suzuki sato kato uchida

  • 投票質問2

    あなたのクライアントPCはどの方法でVLANが割り当てられていると思いますか?

    1. ポートベースVLAN

    2. MACベースVLAN

    3. ユーザベースVLAN

    4. その他

  • デフォルトVLAN

    デフォルトVLAN(VLAN1)

    1 2 3 4 5 6

    VLAN1VLAN1

    1 2 3 4 5 6

    VLAN10 VLAN20

    1 2 4 5

    ポート移動

    CiscoのL2SWの初期設定で存在するVLANは1

    全てのポートはVLAN1に割当られている

    割当を変更すると他のVLANにのみ割当られるようになる

  • 同一VLAN内での疎通確認

    1 2 3 4 5 6 7 8

    IP: 192.168.1.1/24DG: 192.168.1.254

    IP: 192.168.1.2/24DG: 192.168.1.254

    Fa0/1 Fa0/4

    VLAN1

    ① ②

    初期設定では全てのポートはVLAN1に割当られている

  • 同一VLAN内での疎通確認

    Console 1 2 3 4 5 6 7 8

    スイッチのポートがVLAN1(デフォルト)の状態で、同一VLAN内のPC同士が通信できることを確認する

    コマンドプロンプトを起動して、PC同士でpingを実行する

    IP: 192.168.1.1/24DG: 192.168.1.254

    IP: 192.168.1.2/24DG: 192.168.1.254

    Fa0/1 Fa0/4

    VLAN1

    ① ②

    >Ping 192.168.1.2(192.168.1.1)

  • VLANの設定と確認

    VLANの設定を行い、異なるVLAN間では通信ができないことを確認する

    1. VLAN2を作成して、Fa0/4を割り当てる

    2. PCのIPアドレスや接続ポートは前の演習のままにして、PC同士でpingを実行する

    IPアドレスは同じサブネットから割り振られているが、VLANが異なるため通信はできない

    Console 1 2 3 4 5 6 7 8 1

    Fa0/1vlan1

    Fa0/4vlan2

    VLAN1

    VLAN2

  • VLANの設定と確認

    1 2 3 4 5 6 7 8

    IP: 192.168.1.1/24DG: 192.168.1.254

    IP: 192.168.1.2/24DG: 192.168.1.254

    Fa0/1 Fa0/4

    VLAN1

    ① ②

    VLANの構成手順VLAN作成VLAN割当確認

    VLAN2を作成しただけでは割当ができない

    VLAN2

  • VLANの設定と確認

    1 2 3 4 5 6 7 8

    IP: 192.168.1.1/24DG: 192.168.1.254

    IP: 192.168.1.2/24DG: 192.168.1.254

    Fa0/1 Fa0/4

    VLAN1

    ① ②

    VLANの構成手順VLAN作成VLAN割当確認

    割当コマンドを入れたら確認

    VLAN2

  • ①ユーザモードから管理者が操作する特権モードに移行

    ②VLANを作成するためグローバルコンフィグレーションモードに移行

    ③VLAN2を作成

    ④Fa0/4ポートをVLAN2に割り当てる

    ⑤特権モードに戻る

    VLANの設定

    Switch> en

    Switch#

    Switch# conf t

    Switch(config)#

    Switch(config)#vlan 2

    Switch(config-vlan)#

    Switch(config-vlan)#int fa0/4

    Switch(config-if)#switch access vlan 2

    Switch(config-if)#end

    Switch#

  • ⑥VLAN・ポートの確認

    VLANの設定 (確認)

    Switch#show vlan

    VLAN Name Status Ports

    ---- -------------------------------- --------- -----------------------------

    1 default active Fa0/1, Fa0/2, Fa0/3, Fa0/5

    Fa0/6, Fa0/7, Fa0/8, Fa0/9

    Gi0/1

    2 VLAN0002 active Fa0/4

    1002 fddi-default act/unsup

    1003 token-ring-default act/unsup

    1004 fddinet-default act/unsup

    1005 trnet-default act/unsup

    Pod1-L2SW#

  • VLANの設定 (確認)

    ⑦PC同士でpingを実行する(通信ができないことを確認する)

  • VLAN10 VLAN20

    1 2 3 4 5 6

    VLANとIPアドレス

    VLANごとに異なるIPネットワークを使用する

    VLAN番号をネットワークIPアドレスに反映させると管理がしやすい

    例)第3オクテットはVLAN番号にする

    192.168.10.0/24 192.168.20.0/24

  • VLANの設定と確認

    1 2 3 4 5 6 7 8

    IP: 192.168.1.1/24DG: 192.168.1.254

    IP: 192.168.2.1/24DG: 192.168.2.254

    Fa0/1 Fa0/4

    VLAN1

    ① ②

    VLANの構成手順VLAN作成VLAN割当確認

    PCのIPアドレスとデフォルトゲートウェイの変更

    VLAN2

  • VLAN10 VLAN20

    1 2 4 6 7 10 115 123 98

    L2SW同士の接続

    VLAN10 VLAN20

    1 2 4 6 7 10 115 123 98

    A B

    宛先MACアドレス

    送信元MACアドレス

    タイプ データ FCS

    宛先MACアドレス

    送信元MACアドレス

    タグ タイプ データ FCS

    イーサネットフレーム

    タグを付けた

    イーサネットフレーム

    IEEE802.1Q

  • VLAN10 VLAN20

    1 2 4 6 7 10 115 123 98

    L2SW同士の接続

    VLAN10 VLAN20

    1 2 4 6 7 10 115 123 98

    A B

    イーサネットフレームのまま通信する

    ネイティブVLAN ポート毎に1つ設定するタグを付けずにやり取りするVLAN(デフォルトのネイティブVLANは1)

    f0/12

    ネイティブVLAN10

    f0/12

    ネイティブVLAN10

    宛先MACアドレス

    送信元MACアドレス

    タイプ データ FCS

  • トランクポート・アクセスポート

    • トランクポート

    • タグ情報を認識する

    • スイッチ同士の接続

    • 接続はトランクリンク

    • アクセスポート

    • タグ情報を認識しない

    • PCが接続

    • 接続はアクセスリンク

    VLAN10 VLAN201 2 4 6 7 10 115 123 98

    VLANタグ10付きフレーム

    PC接続用のポートはアクセスポート

    12番ポートはトランクポート

    VLAN10 VLAN201 2 4 6 7 10 115 123 98

  • 投票質問3

    IEEE802.1Qの説明として正しいのはどれでしょう?

    1. VLANの割当をする方法の1つ

    2. タグを付けてどのVLAN情報なのかを伝える仕組み

    3. アクセスポートで利用する仕組み

    4. 異なるVLANに通信するための仕組み

  • VLAN10 VLAN20

    1 2 4 6 7 10 115 123 98

    異なるVLANの通信

    VLAN10 VLAN20

    1 2 4 6 7 10 115 123 98

    A B

    VLAN10とVLAN20はつながっていないため、ホストAからホストBへ通信はできない

    異なるVLANと通信したい場合は、L3デバイスでルーティングを行う必要がある(VLAN間ルーティング)

  • VLAN間ルーティングの方法

    方法1:ルータの物理ポートを使用

    VLAN間ルーティングは可能だが、物理ポートが多く必要

    方法2:ルータのサブインタフェースを使用

    IEEE802.1Qタグの使用により、物理ポートを節約することができる

    方法3:レイヤ3スイッチを使用

    1番よく使用される方法

  • VLAN10 VLAN20

    レイヤ2スイッチ

    1 2 4 6 7 10 115 123 98

    IP : 192.168.10.1 /24

    DG: 192.168.10.254

    IP : 192.168.10.2 /24

    DG: 192.168.10.254

    IP : 192.168.20.1 /24

    DG: 192.168.20.254

    IP : 192.168.20.2 /24

    DG: 192.168.20.254

    ルータを使用したVLAN間ルーティング(方法1)

    インタフェース①IP: 192.168.10.254 /24

    インタフェース②IP: 192.168.20.254 /24

    IP= IPアドレス・サブネットマスクDG = デフォルトゲートウェイ

    ルータ

    1 2

    ポート VLAN

    1~5, 11 10

    6~10, 12 20

    A

    B

    C

    D

  • VLAN10 VLAN20

    レイヤ2スイッチ

    1 2 4 6 7 10 115 123 98

    IP : 192.168.10.2 /24

    DG: 192.168.10.254IP : 192.168.20.2 /24

    DG: 192.168.20.254

    ルータを使用したVLAN間ルーティング(方法2)インタフェース①サブインタフェース1 IP: 192.168.10.254 /24 (VLANタグ10)サブインタフェース2 IP: 192.168.20.254 /24 (VLANタグ20) ルータ

    1

    ポート VLAN

    1~5 10

    6~10 20

    12 トランクポートタグ無しフレーム

    VLANタグ20付きフレーム

    A

    B

    C

    D

    VLANタグ10付きフレーム

    タグ無しフレーム

  • レイヤ3スイッチ

    1 2 3 4 5 6

    A B C D E F

    VLAN10 VLAN20

    192.168.10.254/24 192.168.20.254/24仮想ルータ

    VLAN間ルーティングは可能だが、通常PCはレイヤ3スイッチに直接接続しない。

    ネットワークの拡張性を考え、階層構造にするのが一般的

    一般的に、PCはレイヤ2スイッチに接続して、複数のレイヤ2スイッチをレイヤ3スイッチに接続する

    L1

    L2

    L3

    VLAN1

  • VLAN10 VLAN20レイヤ2スイッチ1 2 4 6 7 10 115 123 98

    IP : 192.168.10.2 /24

    DG: 192.168.10.254

    IP : 192.168.20.2 /24

    DG: 192.168.20.254

    レイヤ3スイッチを使用したVLAN間ルーティング(方法3)

    ポート VLAN

    1~5 10

    6~10 20

    12 トランクポート

    A

    B

    C

    D

    レイヤ3スイッチ

    1 2 4 6 753 8

    ポート VLAN

    1~8 トランクポート

    VLAN10インタフェース(L3)IP: 192.168.10.254 /24

    VLAN20インタフェース(L3)IP: 192.168.20.254 /24

    タグ無しフレーム

    タグ無しフレーム

    VLANタグ20付きフレーム

    VLANタグ10付きフレーム

    仮想ルータ

  • VLAN間ルーティングの設定と確認

    1. VLANごとに仮想インターフェイスを作成する(仮想ルータとVLANの接続点のことをVLANインターフェイスとよぶ)

    2. PCにIPアドレスとデフォルトゲートウェイを設定して通信確認をする

    1 4

    VLAN2

    192.168.1.254/24 192.168.2.254/24仮想ルータ

    L1

    L2

    L3

    VLAN1

    IP: 192.168.1.1/24DG: 192.168.1.254

    IP: 192.168.2.1/24DG: 192.168.2.254

  • ①L3SWでルーティング機能を有効にする

    ②VLAN1の仮想インターフェイスを作成して、IPアドレスを設定する

    ③VLAN2の仮想インターフェイスを作成して、IPアドレスを設定する

    VLAN間ルーティングの設定(L3SWを使用)

    Switch> en

    Switch#conf t

    Switch(config)#ip routing

    Switch(config)#int vlan 1

    Switch(config-if)#ip address 192.168.1.254 255.255.255.0

    Switch(config-if)#no shut

    Switch(config-if)#int vlan 2

    Switch(config-if)#ip address 192.168.2.254 255.255.255.0

    Switch(config-if)#no shut

  • ④特権モードに戻りルーティングテーブルを確認する

    VLAN間ルーティングの設定(つづき)

    Switch(config-if)#end

    Switch#show ip route

    Codes: C - connected, S - static, R - RIP, M - mobile, B - BGP

    D - EIGRP, EX - EIGRP external, O - OSPF, IA - OSPF inter area

    N1 - OSPF NSSA external type 1, N2 - OSPF NSSA external type 2

    E1 - OSPF external type 1, E2 - OSPF external type 2

    i - IS-IS, su - IS-IS summary, L1 - IS-IS level-1, L2 - IS-IS level-2

    ia - IS-IS inter area, * - candidate default, U - per-user static route

    o - ODR, P - periodic downloaded static route

    Gateway of last resort is not set

    C 192.168.1.0 is directly connected, Vlan1

    C 192.168.2.0 is directly connected, Vlan2

  • Windows PCのIPアドレス設定

    PC①(VLAN1)IPアドレス:192.168.1.1サブネットマスク:255.255.255.0デフォルトゲートウェイ:192.168.1.254

    PC②(VLAN2)IPアドレス:192.168.2.1サブネットマスク:255.255.255.0デフォルトゲートウェイ:192.168.2.254

    IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイを手動で設定

  • 通信確認①コマンドプロンプトを起動して、PC同士でpingを実行する。

    >Ping 192.168.2.1(192.168.1.1)

    192.168.2.1

    192.168.2.1:192.168.2.1:192.168.2.1:192.168.2.1:

  • • L2SWの基本動作

    • VLANの基本

    •複数のL2SWにまたがったVLAN

    • VLAN間ルーティング

    まとめ

  • Q & A 画面右側のQ&A ウィンドウから All Panelist 宛に送信してください

  • Ask the Expert with Arata Suzuki

    今日聞けなかった質問は、今回のエキスパートが担当するエキスパートに質問( 10月14日~ 10月25日まで開催)へお寄せください!https://supportforums.cisco.com/ja/discussion/13140551

    Webcastの内容やQ&Aドキュメントは、本日より5営業日以内にこのサイトへ掲載いたします。https://supportforums.cisco.com/ja/community/5356/webcast

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