GRID-PENTAGRID-PENTA(ペンタ) 性能、安定性、可搬性に優れた納得のモデル...

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GRID-PENTA(ペンタ) 性能、安定性、可搬性に優れた納得のモデル デジタル化・HD 化の先駆けとして実績を積んできた GRID HDX シリーズは多くの放送現場で愛され、実績を高く評価され続けて 参りました。その HDX シリーズの表現力と体感パフォーマンスを厳選してボードに凝縮し、 GRID-PENTA (ペンタ)が誕生しまし た。 高い運用性とコストパフォーマンス 外部持ち出しやスタジオ設置など、可搬性や省スペースをお求めでしょうか。なおかつ高性能と安全性もお求めではないでしょう か。従来の筐体版に対して、電力量や利用場所大幅に縮小したことにより今までお使いいただけなかった現場での運用でお役に立 ちます。LAN 構成による混在運用も可能です。 加えて、 GRID-PENTA GSP (グリッド システム ポータブル)ユニットに内蔵されてノートパソコンに接続し、持ち出しが容易 なポータブル・テロップシステム 中継くん|ペンタ| を実現しています。 フルデジタル・フルカラーHD 対応フレームバッファ HDTV 出力 PC 内蔵および GSP 内蔵モデル GRID-PENTA は、歴代ボードモデルの表現力とパフォーマンスを維持し、マルチプレーン表示、SD/HDの スイッチャブルを特徴とした製品です。 GRID-PENTA 装着例

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GRID-PENTA(ペンタ)

性能、安定性、可搬性に優れた納得のモデル

デジタル化・HD化の先駆けとして実績を積んできたGRID HDXシリーズは多くの放送現場で愛され、実績を高く評価され続けて

参りました。そのHDXシリーズの表現力と体感パフォーマンスを厳選してボードに凝縮し、GRID-PENTA(ペンタ)が誕生しまし

た。

高い運用性とコストパフォーマンス 外部持ち出しやスタジオ設置など、可搬性や省スペースをお求めでしょうか。なおかつ高性能と安全性もお求めではないでしょう

か。従来の筐体版に対して、電力量や利用場所大幅に縮小したことにより今までお使いいただけなかった現場での運用でお役に立

ちます。LAN構成による混在運用も可能です。 加えて、GRID-PENTAはGSP(グリッド システム ポータブル)ユニットに内蔵されてノートパソコンに接続し、持ち出しが容易

なポータブル・テロップシステム 中継くん|ペンタ| を実現しています。

フルデジタル・フルカラーHD 対応フレームバッファ HDTV 出力 PC 内蔵および GSP 内蔵モデル

GRID-PENTA は、歴代ボードモデルの表現力とパフォーマンスを維持し、マルチプレーン表示、SD/HDの

スイッチャブルを特徴とした製品です。

GRID-PENTA 装着例

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専用ソフトウェアとの併用で自在な表現力 PCIeバスに実装するコンパクトな概観でありながら、文字やフルカラー画像を高速に作成、編集、送出することができます。 汎用テロッパNeo・n(ネオン)をはじめ、スポーツ、e-Telp、L字などの専用ソフトウェアをご利用いただくことで、HDTV品質の美

しいアウトライン・フォントと、効果的なトラジションによる自在な表現を演出します。

マルチプレーン合成に対応

PCIExpress に対応したフレームバッファボードでは、LINE、NEXT にそれぞれ 2 画面あるフレームメモリでマットプレーン

を使ったバック、フロントの最大3プレーン合成が行えます。

仕様

4. 電源・環境 大消費電力 20W(12V)、 25W(5V)、 5W(3.3V PCIe Edge)

動作電圧 DC3.3V±5%、DC5V±10%、DC12V±10%

使用温度 5℃~40℃(連続運転)

使用湿度 10%~80%(連続運転、結露無きこと)

外形寸法 310(W)×106.65(H)×17.6(D)mm

ただし、ブラケット、コネクタ等の突起物は除く

重量 300g max、本体のみ

1. 対応バス

PCI Express

バス

PCI base specification V1.1 対応

インタフェース:PCI Express×1

PCIeバスの3.3V電源とSV/12Vコネクタ電源が必要

IO空間なし、マスター/スレーブ動作

メモリ256MB空間占有

2. フレームバッファ仕様

制御CPU RM7035:クロック周波数 外部 100MHz (内部 500MHz)

CPUワークDDR2 SDRAM 64Mbyte

ファームウェアGRID初期化時にホストPCより転送・書き込み

ファームウェアのバージョンアップによる機能追加/性能改善が可能

ワーク・メモリ

(VRAM) LINE/NEXT用に各3面

2,048×2,048×32ビット(RGBKey各8ビット)

ワーク・メモリ他 DDR2 SDRAM 64Mbyte×3 、256Mbyte×2

スクロール 任意のライン単位で垂直、水平スクロールが可能 GRID-MF32PE/PCIe はフレームボードおよび Video ブラケットの構成

となります。PCIe バス経由で画像データの転送を行い、HD-SDI もしく

はSD-SDI出力を行います。

REF.IN コネクタには外部同期する同期信号の入力が可能で、同期信

号がない場合には内部同期で動作します。

SELOUT/REFブラケット フレームボード組込ブラケット

3. ビデオ関連

映像出力※1

LINE VIDEO : BNC×1 LINE KEY : BNC×1

NEXT VIDEO : BNC×1 NEXT Select※2 : BNC×1

Select OUT1※2 : BNC×1 Select OUT2※2 : BNC×1

HD-SDI 信号

規格

BTA S-004B、SMPTE 292M(1080i)、SMPTE 274M準拠 fv:59.94Hz

調整機能

クロマレベル変調モード75%/100%の切替

ガンマ変換のON/OFF、外部同期信号に対する位相調整※3

SD-SDI 信号

規格

SMPTE 259M-C/ITU-R BT.601準拠 fv:59.94Hz

調整機能

ルミナンスレベル、セットアップ、クロマレベル、クロマフェーズ

ガンマ変換、外部同期信号に対する位相調整※3

REF 信号 Analog3値SYNC:0.6Vp-p 75Ω

(BTA S-001B、SMPTE274-1998、fv:59.94Hz)

BB:0.429Vp-p/75Ω

REF 入出力 REF出力:BNC×1(電源OFF時にもスルー出力)

REF入力:BNC×1

※1 HD-SDI出力とSD-SDI出力の混在はできません。

※2 出力はLINE VIDEO/LINE KEY/NEXT VIDEO/NEXT KEYの中

から選択可能です。

※3 各出力の位相調整は±1H の範囲で 1dot ステップ、全体の位

相調整は±1フィールドの範囲で1Hステップにて可能です。