ETERNUS2000 モデル50, 100, 200 ディスクアレイ …...S T E P...

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本書は、                 (SASタイプ)の設置から運用までの流れを示しています。 ディスクアレイ P3AM-2562-01 セットアップガイド(SASタイプ用) 本装置をご使用になる前に、添付の『安全上の ご注意』を必ずご確認ください。 ■ 準備する ■ 設置場所を確保する 事前に以下のものを準備・確認してください。 IPアドレス(本装置用、保守員PC用)/サブネットマスク     スイッチングハブなどのネットワーク機器 Webブラウザ   Java Runtime Environment 5.0 (Update 11 以降)、 Microsoft® Internet Explorer 6.0以降、Mozilla Firefox™ 1.5.0.10以降、   またはJava Runtime Environment 6.0 (Update 3 以降) またはNetscape 7.1以降) 本装置に添付の以下のマニュアルを必ず準備してください。マニュアルは紙または製品CDなどで提供されます。 『取扱説明書』                       『ETERNUSmgr インストールガイド』 『安全上のご注意』                     『ETERNUSmgr ユーザーガイド 導入編』 『梱包物の確認』                      『ETERNUSmgr ユーザーガイド 設定/保守編』 設置場所のスペース 本装置を搭載するラックのサービスエリアに従って、設置スペー スを確保してください。 設置場所の条件 『安全上のご注意』の「設置について」に記載されている条件をす べて満たす場所に設置してください。 事前準備と設置場所の確保 STEP 安全上のご注意 ■ 梱包物を確認する 『梱包物の確認』をご覧になり、梱包物がすべてそろっていることを確認してください。 周囲環境条件 温度5~35℃ 湿度20~80%RH 本書の最新版や本装置に関する最新の情報は http://storage-system.fujitsu.com/jp/products/diskarray/eternus2000/ で公開されています。 モデル50 モデル100 モデル200 梱包物の確認 電源コンセントの確認 必要な電源コンセントの形状と数を確認してください。 ・取扱説明書「3.1 準備」 ・安全上のご注意 取扱説明書 「4.1 準備」 本ガイドに記載されている会社名、製品名、サービス名は、一般に各社の商標または登録商標です。Copyright 2008 FUJITSU LIMITED 装置の設定(基本設定) 各種設定 サーバとの接続 運用と保守 5 6 7 8 事前準備と設置場所の確保 設置 ケーブルの接続 装置の設定(事前準備) 1 2 3 4 セットアップの流れ

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本書は、                 (SASタイプ)の設置から運用までの流れを示しています。

ディスクアレイ P3AM-2562-01セットアップガイド(SASタイプ用)

本装置をご使用になる前に、添付の『安全上のご注意』を必ずご確認ください。

■ 準備する

■ 設置場所を確保する

事前に以下のものを準備・確認してください。●IPアドレス(本装置用、保守員PC用)/サブネットマスク     ●スイッチングハブなどのネットワーク機器●Webブラウザ                    ●JavaRuntimeEnvironment5.0(Update11以降)、 (Microsoft®InternetExplorer6.0以降、MozillaFirefox™1.5.0.10以降、   またはJavaRuntimeEnvironment6.0(Update3以降)またはNetscape7.1以降)本装置に添付の以下のマニュアルを必ず準備してください。マニュアルは紙または製品CDなどで提供されます。●『取扱説明書』                      ●『ETERNUSmgrインストールガイド』●『安全上のご注意』                    ●『ETERNUSmgrユーザーガイド導入編』●『梱包物の確認』                     ●『ETERNUSmgrユーザーガイド設定/保守編』

設置場所のスペース本装置を搭載するラックのサービスエリアに従って、設置スペースを確保してください。

設置場所の条件『安全上のご注意』の「設置について」に記載されている条件をすべて満たす場所に設置してください。

事前準備と設置場所の確保S T E P

安全上のご注意

■ 梱包物を確認する『梱包物の確認』をご覧になり、梱包物がすべてそろっていることを確認してください。

周囲環境条件温度5~35℃湿度20~80%RH

本書の最新版や本装置に関する最新の情報はhttp://storage-system.fujitsu.com/jp/products/diskarray/eternus2000/で公開されています。

モデル50モデル100

モデル200

梱包物の確認

電源コンセントの確認必要な電源コンセントの形状と数を確認してください。

・取扱説明書「3.1 準備」・安全上のご注意

取扱説明書「4.1 準備」

本ガイドに記載されている会社名、製品名、サービス名は、一般に各社の商標または登録商標です。Copyright 2008 FUJITSU LIMITED

装置の設定(基本設定)各種設定サーバとの接続運用と保守

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事前準備と設置場所の確保設置ケーブルの接続装置の設定(事前準備)

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セットアップの流れ

設置S T E P

LANケーブル(カテゴリ5対応ツイストペアケーブル)(運用管理用) 電源コード 

miniSASケーブル(ホストインターフェース用) 

miniSASケーブル(ドライブエンクロージャ用)(IN側) miniSASケーブル(ドライブエンクロージャ用)(OUT側) 

コントローラー エンクロージャ 

ドライブ エンクロージャ ₁

ドライブ エンクロージャ ₂

取扱説明書「4.2.4 miniSASケーブルの接続(SASタイプ)」

取扱説明書「4.2.1 LANケーブル(カテゴリ5対応ツイストペアケーブル)(運用管理用)の接続」

取扱説明書「4.2.5 miniSASケーブル(ドライブエンクロージャ用)の接続」

取扱説明書「4.2.6 電源コードの接続」

ケーブルの接続S T E P

装置の設定(事前準備)S T E P

取扱説明書「4.4 本装置の設定」

ドライブエンクロージャを複数台搭載する場合は、ドライブエンクロージャに貼り付けてある「DE_No.ラベル」の番号の順に、コントローラーエンクロージャの上に搭載してください。DE_No.ラベルは、以下の位置に貼付されています。

重要1.搭載するラックに合わせて、ブラケットの寸法を調整します。2.ブラケットをラックに取り付けます。本装置のサイズは2U です。3.本装置をラックに搭載します。

4.本装置をラックに固定します。

DE_No.ラベル 

ドライブエンクロージャ前面の 右端 

ドライブエンクロージャ後面の 電源ユニット ︵PSU#0︶ の下 

DE_No.ラベル 

●モデル100以上の場合、各エンクロージャ間をminiSASケーブル(ドライブエンクロージャ用)で接続します。コントローラーエ ンクロージャとドライブエンクロージャ1、ドライブエンクロージャの1と2、2と3、…のように順に接続してください。ドライブ エンクロージャの番号は「DE_NO.ラベル」で確認できます。●ケーブルはストレスが加わらないように接続してください。

重要

本装置をラックに搭載したり、ラックから取り外したりする場合は、担当営業員または担当保守員に連絡してください。

重要

はじめての電源投入時、出荷時のボリュームフォーマットが実行される場合がありますが、そのまま本装置の設定作業を継続できます。

重要

ラックにラックマウントキットを取り付けて、本装置を設置します。

コントローラー エンクロージャ 

ドライブ エンクロージャ ₁

ドライブ エンクロージャ ₂

ドライブ エンクロージャ ₃

ドライブ エンクロージャ ₄

ドライブ エンクロージャ ₅

電源スイッチ 

ケーブルの管理を容易にし、ケーブルの接続ミスなどを防止するため、各ケーブルにはラベルを貼り付け、接続元や接続先を記入してください。

ポイント

本装置を設定する前に、準備作業を行います。

1.IPアドレス/サブネットマスクをNetworkSettingシールに記入します。2.NetworkSettingシールを、本装置上部後面ラベルホルダー内のプレートに貼り付けます。3.設定用PCと本装置をLANケーブル(カテゴリ5対応ツイストペアケーブル)(運用管理用)で接続します。4.設定用PCのネットワーク設定を行います。  IPアドレス:192.168.1.2  サブネットマスク:255.255.255.05.Webブラウザの設定を、プロキシサーバ、キャッシュ(インターネット一時 ファイル)を使用しない設定にします。6.本装置の電源を投入します。

装置背面

取扱説明書「3.2 ラックへの搭載」

本装置背面のコネクターに各ケーブルを接続します。

ドライブエンクロージャを接続する場合に使用するminiSASケーブルには、IN側とOUT側の向きがあります。

電源コードはリリースタイで抜けないように固定してください。

装置の設定(基本設定)S T E P

装置が外部とネットワーク通信を行うための環境を設定します。STEP4でNetworkSettingシールに記入したIPアドレスやサブネットマスクなどの必要な項目を設定してください。

設定後、一度ログオフします。設定用PCからLANケーブル(カテゴリ5対応ツイストペアケーブル)(運用管理用)を取り外し、お客様のネットワークに接続してください。その後、ネットワークに接続されているPCでWebブラウザを起動し、設定したIPアドレスで再ログオンします。

日付や時刻など装置運用に必要な各種環境を設定します。●日付時刻の設定 工場出荷時に設定されています。実際の日付や時刻と一致していない場合は、正しく設定してください。●ポートの設定 SASアドレスを設定します。

ディスクドライブ故障時に備え、ホットスペアディスクを登録します。

RAIDグループ(装置内でRAIDを構成するディスクドライブのグループ)を作成します。RAIDレベルの設定もここで行えます。

ボリューム(RAIDグループ内のディスクドライブの領域)を設定します。

ホストが認識するLUN(LogicalUnitNumber)と装置内のボリュームを対応させるホストアフィニティグループを設定します。

1.設定用PCでWebブラウザを起動し、Webブラウザのアドレ スバーに以下のどちらかのURLを入力します。 http://192.168.1.1/

 https://192.168.1.1/

2.タイトル画面が表示されるので、「ETERNUS」の部分をクリッ クします。

3.ログオン画面が表示されたら、以下のユーザー名とパス ワードを入力して、[Ok]ボタンをクリックします。  Username(ユーザー名):root  Password(パスワード):root(初期設定)

4.ログオンすると、EasySettingウィザードのGUIDE画面が表 示されます。

工場出荷時にホットスペアディスク、RAIDグループ、ボリューム、およびホストアフィニティグループが設定されています。工場出荷時の設定を変更する場合は、『ETERNUSmgrユーザーガイド設定/保守編』を参照して設定を行ってください。

ポイント

  ボリューム作成

  ホストアフィニティ作成

  RAID グループ作成

  ホットスペアディスク登録

  装置環境設定

  ネットワーク環境設定

取扱説明書「4.4.1 基本設定」

本装置に組み込まれている設定/保守プログラムで、本装置の基本的な設定を行います。基本的な設定はEasySettingで簡単に行えます。

SPARCEnterpriseサーバ、PRIMERGYサーバと接続するために必要な設定を行います。接続するSASカードを確認のうえ、各種ドライバのインストールや設定を行ってください。なお、その他のサーバとの接続については担当営業員にご相談ください。

・SASカード[SE0X7SA1F]添付マニュアル・FUJITSU ULTRA LVD SCSI Host Bus Adapter Driver 説明書・FUJITSU ULTRA LVD SCSI Host Bus Adapter Driver インストールガイド

・SASカード[PG-228B/BL]添付マニュアル・PRIMERGY SASカード 取扱説明書

各種設定S T E P

1 ETERNUSmgr のインストールと設定ETERNUSmgrを使用すると、本装置の状態監視を行うことができます。ETERNUSmgrをインストールして、状態確認や必要な設定を行ってください。

取扱説明書「4.5 ETERNUSmgrのインストールと設定」

ETERNUSmgrの導入は必須ではありませんが、ETERNUSmgrを使用しない場合は、別の方法(ETERNUSSFStorageCruiserなどを使用)で必ず装置の監視が行われるようにしてください。

重要

装置の状態確認定期的に本装置のLEDや、設定保守プログラムの状態表示機能を使用して、本装置の状態を確認してください。

データのバックアップ万一の状態に備え、重要なデータについては、定期的にテープ装置などにバックアップをとるようにしてください。

保守サポート期間保守サポート期間は、お客様が本装置を購入後5年間です。

定期交換部品バッテリーユニットおよび増設バッテリーユニットは、高温の環境下で使用すると交換周期が短くなります。周囲温度が25°Cの場合の交換周期は約3年ですが、10°C上昇すると約半分(1年6か月程度)になります。

無償修理保証書に記載された内容に従い、無償修理を行っています。

SupportDeskStandard(有償サービス)「SupportDeskStandard」のご契約をお勧めします。このサービスをご契約いただくと、「ハードウェア異常のリモート通報」、「定期点検」、「ハードウェア/ソフトウェアの問題解決支援」、および「お客様専用ホームページでの運用支援情報の提供」などのサービスを受けることができます。

運用開始後の保守について説明します。

ETERNUS2000 モデル50, 100, 200 ディスクアレイ セットアップガイド(SASタイプ用)

P3AM-2562-01発行日 2008年12月

発行責任 富士通株式会社Printed in Japan

このマニュアルは再生紙を使用しています。

● 本書の内容は、改善のため事前連絡なしに変更することがあります。● 本書の内容は、細心の注意を払って制作致しましたが、本書中の誤字、情報の

抜け、本書情報の使用に起因する運用結果に関しましては、責任を負いかねますので予めご了承願います。

● 本書に記載されたデータの使用に起因する第三者の特許権およびその他の権利の侵害については、当社はその責任を負いません。

● 無断転載を禁じます。● 乱丁、落丁はお取り替え致します。

SPARCEnterpriseサーバの場合、FUJITSUULTRALVDSCSIHostBusAdapterDriver説明書「2.2.3max-throttle プ ロ パ ティの 設 定 」で、max-throttle=40;を設定してください。

重要

これでセットアップが終了しました。運用を開始できます。

●リモート通報サービスをご利用いただくと、トラブルの早期発見が可能となり、短時間でトラブルを解決できます。●リモート通報サービスは、有償サービス「SupportDeskStandard」をご契約いただくことで利用することができます。

2 保守のための設定必要に応じて、運用開始後の保守を円滑に行うための設定を行います。本装置とPRIMERGYを接続して、サーバ監視ツール「ServerView」による監視を行う場合は、本装置からサーバへSNMPトラップを送信するための設定が必要です。リモート通報サービスを運用する場合は、本装置の故障をリモートサポートセンターに通知するための設定が必要です。

取扱説明書「4.6 保守のための設定」

運用と保守S T E P

サーバとの接続S T E P

ポイント